皆さんは鰯(いわし)はよく食べますか?サトやんは切り身魚をよく使いますが、一尾魚を使うこともあります。それは鰯(いわし)です。サトやんでも扱いやすい魚です。なぜなら、包丁を使わずに手で簡単に手開きにできて意外と調理がしやすい魚なんです。
庶民の味方の鰯(いわし)を洋風にしてみました。洋風にすることでいろんな食材と合わせたり味付けも少ない調味料でシンプルに調理することができます。下処理も簡単で、ただオーブンで焼くだけで手軽に青魚を食べられます。ぜひお試しくださいね。
鰯(いわし)のチーズ焼き材料(一人分)
- 真鰯(まいわし)・・・・・・・・・・・・・・一尾(約90g)
- 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
- こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
- たまねぎ 1/4弱・・・・・・・・・・・・約30g
- トマト 大1/4・・・・・・・・・・・・約50g
※代わりにプチトマトでもOK。5個くらいを半分に切ったもの。 - ブロッコリー 食べやすく切ったもの5個・・・50g
- プロセスチーズ・・・・・・・・・・・・・・・60g
※スライスチーズでもOK。1枚~2枚くらい。
作り方
①鰯(いわし)は筒切りにして、はらわたを取り除いたら軽く水洗いをしてキッチンペーパーで水気をふき取る。
②たまねぎは薄いくし型に切る。
③トマトはくし型に切る。もし、トマトの皮が苦手なら、まるごと湯向きをしてからくし型にしてください。
④ブロッコリーは小房に切って茹でておきます。
⑤器に②のたまねぎを半分敷いて、その上に①の鰯(いわし)、先ほどの残りの②のたまねぎ、③のトマト、④のブロッコリーを重ねて並べていき、軽く塩とこしょうをを振って、その上にチーズをのせます。
※スライスチーズを使う場合、一枚をそのまま乗せるより、小さくちぎって乗せた方が、食べるときにチーズがひと口ずつそれぞれの具材に乗ってくれるので、食べやすいです。
⑥180℃で約15分くらい焼く。
もっと手軽に調理する方法
缶詰や瓶詰のオイルサーディンを使うと、更に簡単に骨までまるっと食べれることができます。オイルサーディンは鰯の(いわし)の油漬けですが、頭やはらわたがすでに取り除かれ、骨まで柔らかく加熱されているので、そのままでもすぐに食べる事ができます。チーズを乗せてトースターでやくだけでも絶品ですよ。
献立としてピラフやパスタなどと合わせれば、鰯(いわし)も立派なメインディッシュとなります。
まとめ
鰯(いわし)の旬は、採れる地域にもよるようですが、春から夏になります。真鰯(まいわし)は鮮魚で売られます。潤目鰯(うるめいわし)は干物だったり、片口鰯(かたくちいわし)は煮干しで見ることが多いかもしれません。煮干しで作るお味噌汁やうどんのつゆも最高にいい味わいです。
サトやんの鰯(いわし)のイメージが、「THE・和食」でして・・・。というのも、梅煮や甘露煮を味噌汁とご飯と共にどうぞ召し上がれという環境で育ったため、子供のサトやんにとってはどちらかというと大人が好むいぶし銀な魚の印象でした。でもある日、鰯(いわし)のフライを食べたらとても美味しくて、美味しくて。鰯(いわし)の世界って和食だけじゃなかったのか・・・と感動。魚のフライと言えば鯵(あじ)フライだと思い込んでおりました。
梅煮や甘露煮も定番の美味しさがありますが、鰯(いわし)そのものを味わうなら、オリーブオイルやバターや塩ベースの調理法も美味しくいただけると思います。
他にも手開きにした鰯(いわし)にほうれん草などの具材と一緒にロール巻きにしてオーブンで焼いたり、軽くハーブソルトをまぶしてガーリックオイルでフライパンで焼いても絶品です。バジルソースをかけるとさらに豪華に変身しますよ。
ちなみに今回使用した食材の、チーズ・たまねぎ・トマトには旨味成分のグルタミン酸が入っています。旨味がある食材を使うとシンプルな料理でも格段に美味しくなります。
そしてトマトは更に加熱することで、酸味が和らぎ甘味が増します。味付けもシンプルに塩とこしょう、そしてチーズの旨味と塩味のみ。旨味成分が合わさり相乗効果で、コクのある美味しさです。食欲が落ちる夏場でもさっぱりとしながらも深みのある味わいで食べやすい一品です。
出来上がったら、チーズが溶けている熱々の状態で、美味しく召し上がってくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございます。